黒潮町の黒砂糖の歴史

黒潮町大方地区の(サトウキビ)の栽培は古くからおこなわれており、嘉永2年(1849年)頃からと言われています。
その後、昭和20年代後半までは、入野砂糖としてブランド化されていましたが、白砂糖に押され、一時完全に姿を消しました。
しかし、伝統ある入野砂糖の栽培と加工技術を絶やしてはならないと「大方精糖生産組合」が立ち上がり、昭和63年に復活しました。
現在、黒潮町大方地区のサトウキビの栽培は、県内で最も多く30戸の農家が約170a(1町7反)の畑で栽培しています。
美味しさのひみつ
海に面した黒潮町は、砂の多い土壌と、海から吹きぬける風が、サトウキビの糖度を深めます。
温かい日差しを受けサトウキビは育ち、品種によっては大人の背丈の倍以上に育ちます。
製造について

製法についても、昔ながらの製法にこだわり、時間をかけて黒砂糖にしています。
サトウキビの作付け、芽だしは、3月頃から行います。
成長期の施肥管理は難しく、糖度の高いサトウキビを収穫するためには、長年の経験が必要です。
収穫は11月中旬頃から始まり、一本一本刈り取り、葉を落とし、束にして工場に運びます。
工場に運び込まれたサトウキビは、汁を搾り釜で炊き上げます。
釜は3個あり、1番釜は不純物を取り除き、2番釜は水分を蒸発させ、 3番釜は仕上げを行う釜で、薪を使い炊き上げます。行程によって釜を移し換える方法は、昔から行われてきた製法です。
黒砂糖を炊き上げる人の事を「炊き手」とよび、炊き手の技術が品質を左右します。
詳しい製造工程は「製造工程」のページへ >>

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